1歳ミニチュアダックスフンドの去勢オス

右耳の入口に出来物があるという事で来院されました。

結論から述べますと「皮膚組織球腫」という良性の腫瘍でした。

主に3歳未満の若齢での発症が多く、耳や口の周りに出来ることが多いです。

逆に高齢での発症は四肢に発生することが多くなります。

良く発生する犬種としては

ダックスフンド(今回の症例ですね)、ボクサー、コッカースパニエル、ブルテリア、シャーペイ

が多いとされています。

ワンちゃんの出来物としては良くみかけるもので

数カ月で自然と小さくなって行くことが多いです。

かゆみ等の症状はありませんでしたが、経過観察を提案しましたが、今回は飼い主様が不安とのことでオペとなりました。

手術は無事成功し、その日の退院となりました。

その後の病理検査で皮膚組織球腫と診断されました。

一週間後の傷口の検査でも問題ありませんでした。

関連リンク

https://www.fpc-pet.co.jp/dog/disease/127

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